・絶対値
ABS() 関数は、絶対値を返す。
この例では、受注数にマイナスがあっても正数として問い合わされる。
SELECT 品番, ABS(受注数) FROM 受注
ORDER BY 品番
;
・余り
MOD() 関数は、余りを返す。
この例では、受注数を 1000 で割ったあまりが問い合わされる。
SELECT 品番, MOD(受注数, 1000) FROM 受注
ORDER BY 品番
;
・四捨五入
ROUND() 関数は、四捨五入結果を返す。
この例では、受注数の小数第 3 位を四捨五入して、小数 2 桁の結果が問い
合わされる。
SELECT 品番, ROUND(受注数, 2) FROM 受注
ORDER BY 品番
;
・切り捨て
TRUNC() 関数は、切り捨て結果を返す。
この例では、受注数の小数 3 桁目以降を切り捨て、小数 2 桁の結果が問い
合わされる。
SELECT 品番, TRUNC(受注数, 2) FROM 受注
ORDER BY 品番
;
・切り上げ
切り上げ関数が見当たらないので。
TRUNC() に +9 すればOKでしょう。
この例では、受注数の小数第 3 位を切り上げたと同じ結果になります。
SELECT 品番, TRUNC(受注数 + .009, 2) FROM 受注
ORDER BY 品番
;
・数値から文字列へ変換 (数値フォーマット、書式変換)
TO_CHAR() 関数は、数値を文字列型に変換します。
この例では、受注数を文字列として返します。
SELECT 品番, TO_CHAR(受注数) FROM 受注
ORDER BY 品番
;
・三桁毎に数値にカンマ「,」を入れたい場合、次のようにします。
SELECT 品番, TO_CHAR(受注数, '999,999,999,999') FROM 受注
ORDER BY 品番
;
・小数点以下をフォーマットする場合は、次のようにします。
SELECT 品番, TO_CHAR(受注数, '999,999,999,999.99') FROM 受注
ORDER BY 品番
;
・ゼロ埋め(0 埋め) フォーマットする場合は、次のようにします。
SELECT 品番, TO_CHAR(受注数, '0000000000') FROM 受注
ORDER BY 品番
;
123 → 0000000123
・文字列から数値へ変換
TO_NUMBER() 関数は、文字列を数値に変換します。
この例では、受注数を文字列としたものを、また数値に変換しています。
現実的な例ではありませんが機能はわかるはずです。
SELECT 品番, TO_NUMBER(TO_CHAR(受注数)) FROM 受注
ORDER BY 品番
;
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Oracle SQL 関数
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